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前田 晃 プロフィールとはじめの一歩完成までの経緯

前田 晃
1967年 熊本市生まれ ふたご座 A型 妻、こども3人 猫1匹

ちょっと長めのプロフィール。
私のこれまでの歩みの中に、はじめの一歩につながる、多くの人、アイディア、言葉との出会いがあります。長文ですがお付き合いください。

 

ポール ​​​​J.マイヤーご夫妻と


熊本県立第二高校卒業(県内ではまあまあの進学校)、その後大学受験に失敗、福岡県の
自動車整備専門学校へ入学。

西日本選手権

(受験勉強もせずバイクばっかり乗り回し、志望校にフラれる。しかし、自動車整備専門学校で妻と出会ったのでプラス。人生の転機1) 同校卒業後に、(株)ヤナセ福岡支店にメカニックとして入社。2年目にフォルクスワーゲン、アウディ、オールヤナセメカニックコンテスト入賞。生涯メカニックとしての覚悟が決まった。(幼い頃から機械が好き、学生時代はバイクが好き、250㏄、400㏄クラスのアマチュアレースに参戦していた。メカニズム、パワーアップ、仕組み化、原因探求の意識が養われたのは間違いなくこれらの影響)

ヤナセ入社5年目、会社命令により突然営業職に異動。(人生の転機2)ヤナセの顧客層のお陰で、多くの経営者や様々な業界で名を成した人たちと触れることが出来た。
(新しい人や情報に触れることで、営業は人生の可能性を広げてくれることに気付く)
新任の挨拶に伺ったあるお客様から、「前田さん、トップセールスになってね。トップになれなかったらウチの担当からは外れてください」と言われた。ビックリした。初対面なのに厳しいことを言われたと思ったが、その方は、自己投資の必要性を教えてくれた。
そして米国P社の能力開発教材に出会った。これが私の人生を大きく変えた。(人より遅れての営業人生のスタート、また、大卒ではないことに対するコンプレックスで、何かで補わないと追い付けない気がして100万円超えの高額な教材を購入。その後度々買い足して、計300万以上購入。人生の転機3)

買ってしまった!元を取らなきゃ!の意識もあり、教材からの学びを活かし、販売成績がぐんぐん上昇する。営業所内1位、支店内1位、部門別では日本1位などを獲得。
営業がとても面白くなり、自信が付いた。他業種からヘッドハントの誘いもあり、数社の説明会に参加する。能力開発会社P社からも誘われた。自分の成果を向上させてくれたP社の仕事にとても興味が湧いた。P社の社長から「人の人生や業績アップを応援する仕事に興味はないか?」と問われた。心の中に鳥肌が立った。この一言が決定打だった。当時は何でも売れる気がして転職を決めた。(P社はフルコミッション営業、やればやっただけの報酬にも惹かれた。人生の転機4)

ヤナセ入社から9年、メカニックとしても、営業としても懸命に走り続けた自負があった。転職の際、これまでの頑張りの労いの意味もあって、少し休んで、それからP社に入社しようと思った。しかし、P社の社長から、「だったら来なくていい。これまで走り続けたスピードを緩めるな。せっかく作った習慣はすぐに壊れる。習慣が壊れた者に成果は望めない」と言われた。「転職する意味は、楽をしたいのか?楽をしたいのならウチじゃないよ」とも言われた。(仕事に対する考え方の根本を教えられた気がした)

ヤナセ退社の翌日からP社に入社。売れると思って入社した。自信満々で入社した。
「ヤナセのトップセールスが入社して来るぞ」と鳴り物入りで入社した。
しかし、全く売れなかった。驚くほどに売れなかった。売れてもキャンセルの嵐
(有形商品と無形商品の違い、知名度が有る商品と、無い商品の売り方の違いに気付いていなかった)
望む収入が得られず、最悪な経済状態に陥り、家族にも苦労をかけたが、妻は一切非難しなかった。(感謝、それから頭が上がらない)

真面目に仕事をしているのになぜ売れない?教わった通りにやっているのになぜ売れない?マニュアル通りにやっているのになぜ売れない?(P社には世界80ヶ国で活用されているマニュアルがあった)売れない日々にとうとう気持ちも折れて、やけくそになった。「大体、このマニュアル本当かいな!?」と疑い始めた。疑いの中で、違う方法に対して一つ仮説を立てることが出来た。現場で試してみたら上手く行った。他にも疑いが出て来た。それも違うやり方で上手く行った。じゃあ、あれもこれもと沢山の違うやり方を試して売上が上がった。マニュアル信者が多くいた業界内では、違うやり方はご法度だった。だから誰にも言わずに、内緒でバンバン売った。

同僚が売り上げの変化に気付いて色々聞きに来た。(フルコミッションなので皆必死)
最初は教えなかった。違うやり方がバレると怒られると思って、「マニュアル通りにやってるよ」と誤魔化した。それでも何度も何度も聞いて来る同僚がいた。彼にはこっそり
教えた。彼の売上も上がった。一人また一人と聞きに来た。「絶対に人に言うなよ」
念を押しながら数名に教えた。彼らの数字も伸びた。そしてとうとう社長にバレた
しまった!と思ったが、社長は柔軟だった「答えはマーケットが決める。今のマーケットがそのやり方に合っているのなら」と認めてくれた。

皆の数字が上がった。数字が上がっていないメンバーも期待感は高まった。チーム全体の空気が変わった。新しいことに挑戦しても良いんだという空気も生まれた。マニュアルに従うより、マニュアルを活用、応用する意識が高まった。
代理店世界大賞の連続受賞に貢献出来、セールスマネージャー世界大賞も受賞した。

ワールドコンベンション フロリダ

(この時期に経験したことの多くが、はじめの一歩の原点になっている。全てのマニュアルは、いつか誰かが作ったもの。多くの人はマニュアルに従う努力はするが、自らマニュアルを作ろうとしない・人生の転機5)
数年後、社長が引退を決めた。残されたメンバーで、得意分野を活かして分社化の予定だった。「組織力、営業力、人間力」の3つのテーマにそれぞれ適任者がいた。私は営業力部門を任され、S社営業スキル専門教材の販売を行う予定だった。しかし、訳あって分社化の話しは消えた。その後色々あって、単独でS社の営業スキル専門教材の販売代理店を始めた。(人生の転機6)初年度で、代理店、個人の2部門で販売日本一を達成した。

S社の教材は素晴らしいものだった。(価格は単品20万円、2種類セットで40万円)
当時これほど具体的な営業スキルトレーニングは見たことがなかった。分かりやすい内容は教えやすくもある。感覚的に身に付けたと思い込んでいた営業やコミュニケーションスキルは分解、言語化出来ることを教えてくれた。その教材のスキルを現場でも沢山試し、どんどん成果に繋がった。当時私の得意なマーケットが数種存在していた。S社の教材は営業全般に役立つものだったが、特定の業界に合わせてもっと具体化したいと思い、独自で補足マニュアル「はじめの一歩」を作った。テキスト10数ページ、全9章のペラペラの冊子だった。(これが「はじめの一歩」の始まり・人生の転機7)

特定業界に向けた独自のアプローチ法、プレゼン法、トーク例を掲載し、私の顧客には
無料でプレゼントした。これが好評で、ある業界に口コミで広がった。ある日、県外の知らない女性から電話がかかって来た。「私、友人からトークマニュアルのコピーを貰ったんですけど、読めば読むほど、コピーを貰ってはいけない気がしました。私、このマニュアル買います!」と嬉しいお言葉を頂いた。しかし、そのマニュアルはあくまでも付録としての存在。そのことを包み隠さずに話すと、「じゃあ、その教材を買います。」と、
なんと20万円の教材を買ってくれた。その方はその後もう1種も買ってくれ、さらに、ご自身の仲間にも紹介したいと、〇県に私を招いてくれた。

S社の教材を順調に販売していたところ事件が起きた。クレジット会社が教材系の業界から一気に撤退した。当時契約数の80%以上がクレジット契約。20万円、40万円の契約が現金販売だけでは当然ながら厳しい。営業活動がストップしたと同時に、独自商品の開発を決意した。「はじめの一歩」本格的な商品化である。(人生の転機・8)
クレジットを介さなくて良い商品、これまで取り扱って来た教材を買えなかった人たち、安価ではあるが、健全な収益性も確保したい。様々な角度から検討して現在の販売価格(33,000円・税込、会費3,850円・税別)とシステムになった。

この価格の中に様々なこだわりを盛り込んだ。20万円、40万円、60万円、100万円超えの、これまで取り扱った教材に比べると圧倒的に安価。しかし、広がるスピードで勝負しよう!多くの人が大きな決断を要せず気軽に購入出来る。気軽に購入出来るものは気軽に紹介が出来る。33,000円の教材の中身は、私自身が数百万円を投じて得たアイディアとノウハウの凝縮版。時代の変化に応じて教材の内容が常に変化するシステム。しかも追加レッスンや改訂版は永久に無料提供購入後即成果に繋がる具体的なトーク例やオーダーメード的なレッスン。顧客が購入して後悔しない、大満足してくれるのはもちろんのこと、「ここまでやってくれるの!?」と恐縮する程の費用対効果
「これでダメならあきらめろ!」と言い切れる全ての内容とシステム。

これらは、口コミでどんどん広がった。幅広い年代、業種に広がった。営業職向けに作ったものが、思いもよらない業種にも広がった。顧客数、顧客の幅が広がると、現場からの質問やリクエストも多様化する。誰かの課題は皆の課題として、その都度追加レッスン改訂版が生まれ、はじめの一歩もどんどん進化した。

全9章でスタートしたはじめの一歩は、現在37章に。現場の声によって進化し続けたはじめの一歩だからこそ、間違いなく現場に役立ちます。時代の変化、マーケットの変化はこれからも続きます。そして、「はじめの一歩」も永久に変わり続けます。

そして、はじめの一歩は次のステージを目指します。営業やコミュニケーションを学ぶツールから、営業やコミュニケーションを教えるツールへ。全国に、はじめの一歩のコミュニティを創ります。全国に、はじめの一歩のリーダーやトレーナーを輩出します。

「共に学び、共に想像し、共に挑戦する」人たちが溢れる社会を目指して、「はじめの一歩」は、「まずは一歩、さらに一歩、共に一歩」の道を歩み続けます。


皆さんのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

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代表取締役 前田 晃

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